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鬼の霍乱〜トホホ編 [日常]

恵子は着衣のままの行為を好んだ。
「非日常的な感覚が好きなの...」

さて、昨日は日帰り出張で東京へ行きました。
前日少し無理をして無理矢理仕事を終わらせた時点で若干の頭痛は
ありましたが、気にも掛けておりませんでした。

早朝覚醒時にも何となく全身に違和感はありましたが妻子の寝顔を
確認して出発、機上の人となりました。

しかし離陸後急速に悪寒が生じ、程なく発熱も。
手持ちの古風な水銀体温計(何で日帰り出張にそんなモノ持っていく
のか、という点はさておき)で計測すると39度!

振戦も出てきました。振戦はガタガタ震えるヤツね。
かつて無い倦怠感も。

到着後、とんぼ返りか、ホテルで数時間横になり状態が改善してから
帰るか。朦朧とする頭で後者を選択。
馴染みのホテルに電話してみるとOKとのこと。

息も絶え絶えにホテルにたどり着き、バスタブに湯をはりまずは体を
温める。
・インフルエンザ
・風邪症候群
・その他重病
を想定し、手持ちのタミフル、クラリシッド、葛根湯を服用。
解熱剤もありますがある程度発熱時間があった方が予後が良いのは経
験済み。

そのままベッドに倒れ込み、浅い眠りに落ちました。
その中で妄想のような幻覚のような不思議な夢を見ました。

美女が手作りお弁当を手に部屋を訪れて、頭を冷やしたり、汗ばんだ
顔や首筋を拭いてくれるのです。
恋人のようなお母さんのような不思議な雰囲気の女性。
若いような熟女のような。

で、朦朧としながらも冷蔵庫のペットボトルの水を脇下に挟み解熱を
試みる。発熱初期の解熱剤の使用は前述の通りあまり良くありませんが
物理的に冷やす分にはOK。

で、手持ちのカロリーメイト(何で日帰り出張にそんなモノ持って行くか
はさておき)を昼食とし、帰りの便を検索する。

結局、予定の午後5時発で帰ることに。
ホテルでの数時間の静養がやや功を奏し、到着時よりは少し楽に。

しかし数多のフライトの中でも最も辛いフライトになりました(泣)。

帰宅してからはまた症状が悪化。
翌日の休診の手配をして朦朧とした頭で、そういえば感染症が否定される
高熱って向精神薬の重篤な副作用、悪性症候群があったよなあ。
SSRI服用中だなあ、あれって用量と関連性あるんだっけ....
頭痛がひどくなってくると、髄膜炎か、ゾビラックスも飲んでおいた方が
良かったかな......

翌朝、かなり状態は改善、で、現在に至ります。

開業以来15年、自らの体調不良による初めての休診。

年を食っちまったなあ。
無理は禁物か...

で、日がなベッドでごろごろし、体力回復に努めました。
土日も診療し、水曜日の休診日も何かと用事があり休むことを怠った付けが
回ってきましたか。

で、自室から夕空を眺める。
DSC01992.JPG
人生の半分をとうに過ぎたわけですからね、少しは自分をいたわらないと。
夕焼けが目にも心にも染みた一日でした。

同世代の皆さんもどうかお気をつけ下さい。

あれ?今日は毒が無いなあ(笑)。

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